遠州忌茶会のご報告

 遠州公の遺徳を偲び、5月14日(土)紫野大徳寺塔頭孤篷庵において遠州忌茶会が開催されました。当日は、天気にも恵まれ新緑が眩しい茶会日和となりました。
 茶会に先立ち、小堀亮敬住職の導師による法要が本堂にて営まれ、遠州茶道宗家13世小堀宗実家元が供茶奉仕をされました。茶会はコロナウイルス感染症対策として、人数を制限し時間ごとに区切られ滞りなく安全に行われました。
 濃茶席の山雲床は名古屋世話人 永坂 知足庵氏、薄茶席の忘筌は大阪世話人 戸田 一玄庵氏、展観席の其心庵では小堀宗実家元が担当し、それぞれの席では遠州公縁の道具が飾られ、三年ぶりに全国から集まった数寄者、門弟らは大いに茶会を楽しみ流祖の面影を偲びました。