小堀遠州守正一公年譜抜粋

天正19年　辛卯　13歳　2月28日、利休居士自刃。

文禄2年　癸巳　15歳　此の頃より織部につき茶道を習う。（桜山一有記）大徳寺春屋禅師の下に参禅する。..続きを読む

文禄4年　乙未　17歳　父正次豊臣秀吉の直参となる。（桜山有記）

慶長2年　丁酉　19歳　藤堂高虎養女を正室として迎える。

慶長4年　乙亥　21歳　2月24日朝、伏見六地蔵屋敷にて正一最初と思われる茶会を催す。三月六日、古織..続きを読む

慶長9年　甲辰　26歳　父新介正次参府の途中、相州藤沢駅にて没。正一家督を継ぎ、父と同様に徳川家康に..続きを読む

慶長12年　丁未　29歳　9月21日、水口にて家康に謁見、三千石謁わる。

慶長14年　乙酉　31歳　大徳寺春屋宗園弾師より大有の号を与えられる。

慶長17年　壬子　34歳　尾州名古屋城天守作事奉行。大徳寺竜光院内に狐蓬庵を造営。11月8日、将軍秀..続きを読む

慶長19年　甲寅　36歳　備中松山城修理奉行。備中御根小屋書院作事（頼久寺庭園造）大阪陣の前、大阪方..続きを読む

元和2年　丙辰　38歳　4月17日、徳川家康薨去。

元和4年　戊午　40歳　6月より同6年まで、五味豊直と女御（後の東福門院）御殿作事奉行。金地院茶席設..続きを読む

元和6年　庚申　42歳　7月より同7年まで大阪城御門惣廻り及び櫓の作事奉行。11月21日、江戸城で秀..続きを読む

元和8年　壬戌　44歳　近江国奉行。

寛永元年　甲子　46歳　9月より3年6月まで、二条城並に行幸御殿作事奉行。

寛永4年　丁卯　49歳　11月より5年12月まで、仙洞国母様御所の作事奉行。

寛永6年　乙巳　51歳　江戸城西丸御庭泉水茶室完成（山里之茶亭）、将軍其の労を賞し黄金千両を賜わる。..続きを読む

寛永8年　辛未　53歳　6月18日、江戸城西ノ丸の茶会に花及び灰を仕る。

寛永10年　癸酉　55歳　7月より11年6月まで、近江水口城作事奉行。8月より13年6月まで仙洞御所..続きを読む

寛永12年　乙亥　57歳　幾内近江国の作毛及堤等を巡見す。12月、江戸参府。

寛永14年　丁丑　59歳　12月13日伏見六地蔵の茶亭に茶会を催し、拝領の清拙正澄禅師墨蹟を披露する..続きを読む

寛永16年　乙卯　61歳　播州姫路本多内記政勝が封を移されるにつき、播州姫路に赴き制法を沙汰する。1..続きを読む

寛永19年　壬午　64歳　5月参府、7月伏見への帰途、道中飢饉に付、各駅路の制法を沙汰する。道の記下..続きを読む

正保２年　乙酉　67歳　2月、宮本二天歿。4月を乞うて伏見へ帰る。この際、将軍より立花丸壺の茶入を拝..続きを読む

正保4年　丁亥　69歳　2月1日、伏見六地蔵の茶亭において茶会を催す。これを最後の茶会記憶とする。2..続きを読む